成長期の子どもの筋力トレーニングについて、色々なウワサを聞いて、何が本当なのか迷っていませんか?
よくあるのは、
「成長期に筋力トレーニングを行うことは、子どもの成長を妨げる(身長が伸びなくなる)のではないか」
というものがあります。
この記事では、このよくある誤解を掘り下げ、その真相を明らかにします。
成長期の子どもが筋力トレーニングを行うことのメリットや、お子様の成長のために正しい情報を学んでいきましょう!
成長期の筋力トレーニングを理解する
まず、成長と筋力トレーニングについて基本的な理解を深めていきましょう。
成長期の子どもは、
- 骨格筋の発達
- 骨密度の増加
など、身体的に大きな変化を経験します。この時期は身体の成長にとって重要な時期であり、悪影響を及ぼす可能性を親が心配するのは当然です。
成長期の筋トレ=身長が伸びなくなるは間違い!
このウワサは間違いです!
筋力トレーニングが子どもの成長を阻害することはありません。
このウワサは、身体がどのように成長し、運動に適応していくかを誤解していることに起因しているようです。
むしろ、筋力トレーニングを適切な指導のもとで行えば、子どもの全体的な健康や発達に多くのメリットをもたらすことができます。
そして筋力トレーニングを行い筋肉に刺激を与えることにより、成長ホルモンが分泌されるので身長は伸び、筋肉もついていきます。
ですが、筋肉の成長は16歳〜が一番発達すると言われていますので、中学生の間は筋肉がつきにくいと感じるのも無理はありません。
子どもの筋力トレーニングの主な利点
筋力と持久力の向上
筋力トレーニングに取り組むことで、子どもにも強い筋肉を作り、持久力を向上させ、スポーツやその他の運動でより良い力を発揮できるようになります。
骨密度の向上
定期的な筋力トレーニングは、骨の健康を促進することが示されており、後年、骨粗鬆症などの疾患のリスクを軽減することができます。
体組成の改善
筋力トレーニングは、バランスのとれた食事と相まって、健康的な体重管理に貢献し、良好な体組成を促進することができます。ですので、何か一つ栄養素を過度に減らしたりしては筋肉はつきにくくなります。3食しっかり摂るよう心掛けましょう。
ケガの予防
適切な筋力トレーニングによって筋肉・腱・靭帯を強化することで安定性が向上し、転倒や事故のリスクを軽減することで怪我の予防につながります。
自尊心と自信を高める
筋力トレーニングの目標を達成し進歩を実感することで、子どもの自尊心と自信を高め、人生の様々な側面にプラスの影響を与えます。
安全で効果的な成長期の筋力トレーニングのためのポイント
子どもの筋力トレーニングが安全で実りあるものになるよう、以下のポイントが重要です。
正しいテクニックを身につける
正しいフォームとテクニックは、怪我を防ぐだけでなく、筋力トレーニングの効果を最大限に引き出すために重要です。トレーナーの指導を受けながら、正しいフォームを習得しましょう。
徐々に強度を上げていく
筋力トレーニングにおける原則の中の一つに「漸進性の原則」というものがあります。
最初は軽い重量から始め、正しいフォームを身につけることに集中し、徐々に負荷を高めて筋肉を刺激していき、より強い筋肉を作り上げるという方法です。
ですが、負荷のかけすぎは、怪我や燃え尽き症候群の原因になることがありますので、少しずつ段階を踏んで重量を上げていくのが良いでしょう。
休息と回復をしっかりとる
適切な休息と回復は成長に欠かせません。
十分な睡眠を確保し、ストレッチや軽い有酸素運動などのアクティブな回復活動を取り入れましょう。
休息と回復のバランスを保つことで、筋力トレーニングの効果を最大限に引き出せます。
総合的なアプローチを確保する
筋力トレーニングは有益ですが、有酸素運動・ストレッチ・十分な栄養摂取、といった総合的なアプローチにより、より効果があがります。
まとめ
一般に信じられていることとは異なり、成長期の筋力トレーニングは子どもの成長を妨げるものではありません。
適切な指導と注意をもって行えば、筋力トレーニングは子どもに多くのメリットをもたらします。
若い人特有のニーズを理解している、経験のあるプロのトレーナーと一緒に行うことを忘れないようにしましょう。
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